
転勤族の妻ですが、夫の転勤についていくことに疲れました。
離婚が頭をよぎるけど、本当は離婚したくない…
転勤族の妻は、転勤族の夫との離婚を考えてしまうこともあるのではないでしょうか。
転勤族の妻が離婚を考えてしまう原因7つ
- 引っ越しの度に全てがリセットされる
- 引っ越し手続きは肉体的にも精神的にも大変
- 自分のキャリアプランが描き辛い
- 転勤辞令がいつ出るか分からず人生設計が立てにくい
- マイホームを持ちにくい
- 友達ができても、お別れが訪れる
- 子育てがしにくい
転勤族の妻が離婚を考えてしまう悩みを解決する方法
- 夫が転勤のない会社に転職する
- 夫が会社の制度を利用して転勤をしない立場に異動する
- 単身赴任してもらう
- 夫の転勤に対応できる在宅ワークを始める
本記事では、離婚を考える前に転勤族の妻が抱える悩みを解決できる方法をご紹介していきます。



正直、子どもがいない場合でかつ夫を愛していない場合は、自分の人生を生きるという意味で「離婚」は一つの選択肢になると考えています。
ただ、子どもがいた場合や夫のことを本当に愛している場合、例え離婚のことが頭をよぎったとしても実際に行動に移すのはとても難しいのが現実です。
なので、少しでも転勤族の妻としての負担が減る方法を考えてみました。
転勤族の妻が離婚を考えてしまう原因7つ
転勤族の妻が、夫との離婚を考えてしまう主な悩みを7つ紹介します。
引っ越しの度に全てがリセットされる
夫の転勤の度にリセットされる環境。
夫には会社があるけど、夫の転勤に振り回される妻には何もなくなります。
せっかく頑張って手に入れた仕事も、ようやくできた知人も、なんとか慣れてきた子どもの学校も…
一から築いてきたものが、いとも簡単に音を立てて崩れてしまう夫の転勤。
引っ越し手続きは精神的にも肉体的にも大変
1回でも引っ越しを経験したことがある方なら分かると思いますが、引っ越し手続きはとても大変です。
荷造りから、業者の手配。電気、ガス、水道の手続き、市役所での住所異動の手続き。
子どもがいれば転園・転校の手続きなど
新しい場所に赴任したら、引っ越し前と同様に荷解き、電気、ガス、水道の手続き…もろもろ同様の手続きが再度かかります。
自分のキャリアプランが描き辛い
転勤族の妻で仕事好きな人が一番悩みがちなのが、これ。
長期継続雇用が難しいので、転勤族の妻は自分のキャリアプランが本当に描き辛いです。
夫は転勤に伴って順調に昇進していくし、子どもは学校に通ってどんどん成長していくのに、サポートする立場の自分は成長しているのだろうか。子どもの手が離れた時に、自分に残っているものは一体何?
転勤族の妻は、自分の望むキャリアプランが描き辛いということが大きな悩みの一つになります。
転勤辞令がいつ出るか分からず人生設計が立てにくい
転勤がなく生活基盤が安定していれば、子どもを何歳くらいで産むかの家族計画や、マイホームについて、子どもを通わせたい学校などの人生計画を立てやすくなります。
でも、夫の転勤によって引っ越しを繰り返す人生だと、マイホームをいつどこで建てるのかや、子どもをどこの学校に通わせればよいのかがなかなか考えづらくなります。
マイホームを持ちにくい
どこかのタイミングで夫に単身赴任をしてもらわない限り、夫についていくことを選んでいれば、マイホームを建てることがなかなかできません。
その為、転勤族の妻は夫が単身赴任後にマイホームを建てるか、夫が定年後にマイホームを建てる方が多く、なかなかマイホームを持つことが難しい環境にあります。
友達ができても、お別れが訪れる
親しい人がようやくできたと思ったら、夫の転勤でお別れが訪れます。
色々な人と知り合えるメリットはあるけれど、お別れする確率が高いのも転勤族の妻の特徴です。
子育てがしにくい
転勤族の妻は、夫の転勤先で子育てをする為、両実家が遠方にあることが多いです。
また、夫は日中仕事なので、必然的に子育てがワンオペ状態になります。
子育ては想像以上に大変。両実家が近くにあれば、親に子どもを預けて一人の息抜きの時間も持てたりしますが、ワンオペだと休まる時間がありません。



実際、私もワンオペ状態で子育てをしている為、二人目を産む決意がなかなかできませんでした。なので、一人目と二人目の年の差がかなり開いています。
転勤族の妻が離婚を考えてしまう悩みを解決する方法
転勤族の妻が離婚を考えてしまうほどに追い詰められてしまう主要な悩みを解決する方法をご紹介していきます。
夫が転勤のない会社に転職する
転勤がある会社の給与は通常よりも高いケースが多いですが、中には転勤はあるし給与も低い会社も存在します。その場合は、夫に転勤がない企業に転職してもらい、妻も働く選択をした方が生活が安定します。
もしくは、元々の会社の給与が高い場合であっても、夫が転職したことによって給与が下がった分を、転勤がない会社に転職してもらえれば妻も働きに出やすいので、妻が補填することも可能になります。
夫が会社の制度を利用して転勤をしない立場に異動する
夫の会社に、異動がないポジションを選択できる制度が存在することもあります。
往々にして転勤をしないことを選択すると、給与が7〜8割ほどに下がり昇格も望めなくなるケースが多いですが、妻や子どもの家族の生活基盤は安定します。
単身赴任してもらう
夫が昇格を諦めない場合や子どもの就学事情により、単身赴任してもらうことを選択します。
転勤族の方は、子どもの就学にあわせて夫に単身赴任してもらうケースが一番多いと感じています。
夫の転勤に対応できる在宅ワークを始める
転勤族の妻であっても、在宅ワークであれば仕事の継続もしやすく、保育園に子どもを預けることができるようになります。
転勤族の妻は離婚を考えてしまう前に、自分の性格やキャリアプランにあった人生を計画的に歩もう
転勤族の妻であることに疲れて離婚が頭をよぎったとしても、夫のことが嫌いではない限り本当は離婚などしたくないというのが妻としての本音なのではないでしょうか。
それなら、なるべく離婚しない方法を考えてみましょう。



転勤族の妻にも向き不向きがあるので、一概には言えませんが、人生設計が立てやすいのは自分の生活基盤を安定させてしまうことがオススメです。