
転勤族の妻ってうつになりやすいって聞いたけど、本当かな?
そういえば、最近、元気が出ないし何しても面白くない…
夫の転勤についてきたはいいものの、何だか最近やる気が出ない。
そんなことはありませんか?
転勤族の妻は、
- 夫の転勤による環境の変化
- 仕事、人間関係、住環境、子どもがいれば保育園・学校関係全てがリセット
上記の環境の変化を一人で受け止めなくてはいけないので、うつになりやすい条件が重なります。



実際、私もうつになりました。私の場合は産後うつだったのですが、産後というだけでなく夫の転勤による環境の変化も一つの要因でした。
転勤族の妻がうつにならない為には、どうすればよいのでしょうか。
結論から言うと、以下の7つが大切になります。
- 仕事をする
- 身体を動かす
- 積極的に外に出ていく
- 家事や育児を手抜きすることを覚える
- 何かのコミュニティに属すようにする
- どうしようもなくなったら実家に戻ることも考える
- 紙に自分のやりたいことを書いて実際に行動してみる



うつにならないようにするためには、自分の意思を尊重し実際に行動することが大切です。
転勤族の妻がうつになりやすい4つの理由
転勤族の妻がうつになりやすいかというと、普通の人に比べて「なりやすい」条件がそろっています。
その原因を詳しくみていきましょう。
転勤族の妻は孤独
転勤族の妻は、夫の転勤についていくことが多く、赴任地の見ず知らずの土地に1人で放り出されます。夫には会社という所属するコミュニティがありますが、妻には何もありません。
見知らぬ場所、見知らぬ人、全てがはじめてのことだらけ。
なのに、日中は夫も仕事で不在のため一人ぼっち。
孤独がジワジワと押し寄せてきます。
また、子どもが産まれると実家近くに赴任していない限り、ほぼワンオペ育児が確定となります。初めての子育ては不安なことだらけでも、実家が近い人に比べると頼れる人が極端に少ないです。


転勤族の妻は環境の変化が大きい
転勤族の妻は、夫の転勤に伴い生活基盤がガラリと変わる為、環境の変化が大きくなります。
仕事をしていたら自分の仕事の手続き、引っ越し手続きの準備、荷物の荷詰めに荷解き、子どもがいれば保育園や学校の転園や入園の手続き、海外赴任ともなると言葉の壁にぶち当たるなど…
転勤がない人が人生で1〜2度しか経験しなくていいことを、数年単位で繰り返すことになります。
環境の変化が大きければ大きいほど、かかるストレスも大きくなるのでうつになりやすいです。
転勤族の妻はしなくていい苦労が多い
転勤族の妻は普通の人がしなくていい苦労が多くなります。
転勤の度の引越しの荷造りに荷解き
子どもがいれば子どもの転園や転校の手続き
夫の赴任先が海外であれば言語の壁にぶち当たったり…



私の場合は海外赴任したことはないのですが、それでも夫の転勤についていった時は大変なことが多かったです。
転勤族の妻は生き方に悩むことも多い
転勤族の妻は良くも悪くも夫の転勤に振り回されます。自分の望むキャリアが積めなくなったり、ワンオペ育児になることも多いため、どうしても自分のことが1番後回しになりがちになります。
その為、気がついたら自分のやりたいことが何なのか分からなくなって、自分は何者なのだろう…と考える時間が多くなるように感じています。
転勤族の妻がうつにならない為に、やるべきこと7選
転勤族の妻として夫についていった経験から、うつにならない為にやったらよいと感じたことを紹介していきます。
仕事をする
転勤族の妻は仕事の継続が難しいというハンデがあるのですが、個人的には仕事をするのはうつに対してとても効果があると考えています。
私が産後にうつっぽくなったのは自分のアイデンティティがなくなる虚しさや喪失感がとても大きかった気がします。
外で働くことが難しくても、在宅ワークで色々な働き方があります。


身体を動かす
身体と心は連動していると言われるように、身体を動かすとなぜか心も元気になることが多いです。
お家の中でもできるエクササイズがユーチューブで流れているので、少しずつでもよいので身体を動かすことをおすすめします。
積極的に外に出ていく
家の中で一人で過ごすことが好きで上手な方はよいのですが、もともと社交的な方が家の中で誰とも話さずにいたら気が滅入ることも多いです。そんな時は積極的に外に出ていきましょう。
その時に地方なら必要になるのが普通自動車免許です。
家事や育児を手抜きすることを覚える
子どもが産まれるまでは大丈夫なのですが、子どもが産まれると想像している以上に子育ては大変です。近くに頼れる親やママ友がいれば助けてもらうこともできるのに、転勤族の妻の近くには親や知人がいないことが多いです。
日中は夫は仕事で不在なので、ほぼ全ての家事と育児を自分一人で背負い込むことになります。
★家事を外注する。
何かのコミュニティに属すようにする
趣味でも仕事でも何でもよいので、自分が楽しめるコミュニティに属するようにするのをおすすめです。誰かとコミュニケーションをとって、話したりSNSでチャットのやり取りをするだけで気分が全然違います。
どうしようもなくなったら実家に戻ることも考える
一度うつになってしまったら回復するのに時間がかかります。なので、最終手段として実家に戻れるようであれば、夫に辛い気持ちを打ち明けて少しの間でいいから実家に帰らせてもらいましょう。
実家で一人の時間をもらうことで、自分のやりたかったことを考えてみることができます。
紙に自分のやりたいことを書いて実際に行動してみる
自分の時間ができた時に、紙に自分が本当にやりたいことを書き出してみてください。
その時に、夫や子どものことは忘れて、自分が本当にやりたいことを書き出してみることが大切です。
書き出してみた後、その中から自分が行動していけば叶えていけるものを見つけて実際に行動して願いを叶えていきます。その過程で、少しずつ気力が戻ってくることを感じられるはずです。
転勤族の妻がうつにならない為には、自分の気持ちを素直に行動を起こすことが大事!
転勤族の妻はどうしても自分のことが後回しになりがちなので、気がついたら自身が消耗していてうつ気味になってしまうことが多いです。
そんな時は、まずは自分の気持ちの変化に自分で気がつくことが大切です。
自分の心に余裕がないと自分のことにも気が付きにくいので、たまには子どもを夫に預けたりして自分の自由になる時間を作ることが必要になります。
そして、やりたいことが実際に決まったら必ず行動に移していきましょう。



転勤族の妻がうつにならない為には、自分の心に沿った行動が大事です。